そんなウイスキーに興味のある方は、
・ウイスキーの他の飲み方ってどういうのがあるの?
・飲み方で味が変わるの?
と思っていると思います。

ウイスキーの魅力は飲み方の多様性でもあります。
また、飲み方で味・香りが激変します。
飲み方を変えることで、いつもとは異なる新たなウイスキーの楽しみ方が分かります。
このウイスキーはこの飲み方がうまい!などとあなたの中で飲み方を確立することに役立てれば幸いです。

飲むうえでのウイスキーの最低限の知識
まずはウイスキーの知識から紹介していきます。
ウイスキーは普通の酒じゃない!? 飲む上での注意点
ウイスキーは他のお酒と比べてもアルコール度数が高い。
また、度数の高さがハイボールとストレートでは全く違う!!
そのため、ウイスキーの飲み方を知る必要があります。
飲み方については次に説明します。
・ビール(1缶)➡5%
・ハイボール(1缶)➡7%
・ウイスキー(1杯)➡40%
ストレートで30ml
・チューハイ(1缶)➡5%
・ワイン(1杯120ml)➡12%
・焼酎(1杯100ml)➡25%
【飲む量に注意!!】
1日、濃いめの60mlなら1杯、30mlならロック、ハイボールなどは2杯が基準。
健康日本21(アルコール)厚生労働省によると、節度ある適度な飲酒としては、
1日平均純アルコールで約20g程度としています。
これは、アルコール度数43%のウイスキーを60ml飲むと20gになるとしています。
しかし、
男女差や体格差・個人差があるのでこれを基準に考えると良いと思います。
出典:『健康日本21』
【飲みすぎダメ。ゼッタイ。】
➡飲みすぎると場合によっては筋肉痛のようなものが起こることがあります。
これは急性アルコール筋症といいます。
簡単に言うと筋繊維がアルコールによって破壊されている状態です。
したがって、普通の筋肉痛とは異なります。
トレーニング後の筋肉痛のように筋繊維が破壊され、再生で強くなるのではなく、
筋肉が瘦せ細ることになってしまいます。
➡これはアルコール分解によりタンパク質合成に問題が起きているためになるので、
急性アルコール筋症になった場合は高タンパク質のものを摂るようにしてください。
ウイスキーの飲み方
飲み方の紹介の前に!!
入れるウイスキーの量の基準は主に3つ!
(グラスの大きさや好みにもよりますが、基本的には30〜45mlでおいしく飲めます。)
- 30ml (=1オンス) でシングルという。
- 30mlではちょっと薄いなと思ったら45ml(=1.5オンス)でジガーという。
- 濃いめだと60ml(=2オンス)でダブルという。
そんなこと言われても、毎回、計量スプーンとかで測るの?
何で測れば良いの?って人いると思います。

計量スプーンだと少しこぼしたり、料理で使われていたりで使い勝手が悪く、味が安定しませんでした。
入れるのに最初は多少の慣れが必要ですが、安定した味を出せます。
この安定した味を出すためのひと手間でウイスキーの味わいが格段と変わります。
さらに、こぼすことなく、1mlも無駄にしない。

この時はカッコつけながら入れて雰囲気も楽しみましょう!
30ml、45mのセットを使うのがスタンダードです。
なぜなら、濃いめのダブル(60ml)なら30mlの方で2回。
ちょっと濃いめなら、45mlの方を使い、普通に一杯30mlなど使いわけしやすいためです。
しかし、
慣れてきてロックを飲む時は、できれば、ロックアイスを使って飲むことを強くオススメします。
これは、表現が難しいですが、家の氷とロックアイスでは味わいが異なるからです。
セブンのロックアイスで十分なので、余裕があればオススメです。

次に、チェイサーの必要性!!
ウイスキーにおけるチェイサーの意味
①アルコール度数が高いのでチェイサーで抑える。
②一度口の中をリフレッシュさせ、最初と同じような味わいを楽しめるようにする。
ストレート(2022/7/25追記)
ストレート…ウイスキーの味わいや香りををダイレクトに味わえる飲み方。
度数が高いので、本当にちょっとずつ飲み、チェイサーなどと一緒に。
口のすぼまったグラスを使うとより香りを楽しめます。
作り方→ウイスキーをお好みの量でグラスに入れる。
最初飲んでみるとアルコール度数の強さから舌がピリピリするので、スワリングまたは加水をしてアルコールの強さを調整してください。
*スワリング…ワインでグラスを回しているようにグラスを回すこと。
トワイスアップ
トワイスアップ…ウイスキーの香りを知るのにおすすめの飲み方。
氷がないため、長時間楽しめる。
作り方→ウイスキーと同量の水を入れる
ロック(オンザロック)
ロック(オンザロック)…風味の変化を楽しみたい時におすすめの飲み方。
氷が徐々に溶けていくことで変わる味の変化を楽しむ。
度数が高いため、チェイサーなどと一緒にちょびちょびと少量飲む。
作り方→大きな溶けにくい氷をグラスに入れ、ウイスキーを入れる。
ロック(ハーフロック)
ロック(ハーフロック)…オンザロックよりウイスキーの味と香りをマイルドに味わいたい時におすすめ!
作り方→
①オンザロック同様、大きな溶けにくい氷をグラスに入れる。
②ウイスキーと同量の水か炭酸を入れて楽しむ。
ハイボール
ハイボール…初心者にオススメの飲み方。
スッキリしていて炭酸を入れるため、
喉ごしが良く、爽快感もありウイスキーの味わいやコクが感じられる飲み方。
また、どんな食事にも合う。
作り方→まず、ハイボールでは、ウイスキー:炭酸の比率は1:3もしくは1:4がベストとされています。
①グラスいっぱいに氷を入れる。
②ウイスキーを好みの量入れる。
③マドラーなどで一回混ぜる。(グラスやウイスキーを冷やすため)マドラーを取る。
④炭酸水を氷にぶつからないように入れる。(氷に当たるとそこだけ溶け始め、薄まるため)
⑤最後に、マドラーなどで軽く1回混ぜて、そっとマドラーを取る。
⚠️混ぜすぎ注意!!混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので軽くマドラーで一周回すだけ。
こちらの動画を見るとよりわかりやすいです。
水割り
水割り…アルコール度数を抑えてまろやかに味わえる日本特有の飲み方。食事中にも向いている飲み方。
作り方→①グラスに氷をいっぱい入れる。
②ウイスキーを入れる
③マドラーなどで混ぜる(グラスとウイスキーを冷やすため)
④ウイスキーと水の比率が1:2〜2.5になるように水を入れる。
⑤マドラーで軽く混ぜる。
まとめ
今回はウイスキーを飲む上での注意点と飲み方を紹介しました。
ウイスキーの飲み方・飲むうえでの注意点
➡ウイスキーを楽しむうえでの飲み方と飲むうえで気を付けることってなに?
この記事を見て少しでも役立ててもらえたり、興味を持ってもらえたら嬉しいです。
他にはない飲み方で味が変わる不思議な飲み物をぜひ体感してみてください。
その中で、あなた好みのウイスキーに出会えることを願っています。

編集後記
- 編集後記
- 普通ビールやワインはグラスに入れて飲めますが、ウイスキーの飲み方は様々あります。
また、カクテルとしての側面もあります。そのため、今後、ウイスキーのカクテルやアレンジについて書きたいと思います。
最後になりますが、
ウイスキーに慣れたらぜひ、ロックで飲むことを強くオススメします。
なぜなら、ハイボールでは味わえなかった味や香りを楽しめるからです。
ウイスキーにもよりますが、極端に言うと、気が抜けて砂糖水となった炭酸飲料と普通の炭酸飲料くらいの違いがあり、衝撃を受けます。
ぜひ、ロックを試してみてください。

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